がんの悪化か間質性肺炎かはっきりしない。(トーリセル点滴 18回目)

今日は胸部CTとトーリセル点滴(18回目)。

先週のX線で肺転移の増悪、間質性肺炎の可能性があって確認のためにCTを撮ったのですが、1か月前のCTと比べて肺の右下部分にもやっとした影が出ていたり、肺転移が少し大きくなっていたり。その他の部分では肺転移の大きさはほぼ変っていない様子。何かしらおかしい、のですが、それが肺転移の増悪なのか、トーリセルによる間質性肺炎か、ははっきりせず、担当医は可能性五分五分、という言い方でした。

(昨年アフィニトールで間質性肺炎になった時には40℃近い発熱があったり、X線、血液検査でもはっきりと肺炎という診断だったのですが、今回は咳は続いていますが発熱はありません。先週の血液検査でもCRPは0.6でしたし)

昨年の肺炎の時にはアフィニトールを休薬〜結局中止してスーテントに切り替えでしたが、今回は切り替えられる抗がん剤が無いのでなかなか悩ましい話です。まぁ、トーリセルが今の所使える最後の抗がん剤ですし、いずれは効かなくなる、という覚悟は持っているのですが。
で、トーリセルの投与を続行しつつ、間質性肺炎についてはステロイド剤を服用して様子を見る事になりました(というかそういう担当医の判断ですが)。とりあえず1週間分の処方で、プレドニゾロン錠「タケダ」 5mgを1日1回朝食後に7錠。あとステロイド剤に免疫抑制があるそうで、あとトーリセルにも免疫抑制があるので、感染症の予防、という事でバクタ配合錠を1日1回朝食後に1錠。

あと、可能性はかなり低いが感染性の肺炎も一応検査しておく、という事で採血もありました。