改めて胸部CT。(トーリセル 点滴21回目)

今日は胸部CTとトーリセル点滴(21回目)でした。

今日のCTを見ると、肺右下部分は間質性肺炎よりも肺転移の増悪の可能性が高い、という担当医の見解でした。トーリセルの効き目が薄れてきた、という事ですかね。しかし、今のところ他に治療がありませんし、右下部分以外の肺転移は変化が小さい、という事でとりあえずはトーリセルで引っ張る事になりました。まぁ、それも何時までもつか時間の問題、という気もしますが、致し方ないですね。

結局間質性肺炎ではない、という事でステロイドを無駄に服用していたことになります。一応、咳止めの効果があったのかもしれませんけど。で、急に止めてはいけないようでプレドニゾロン 5mg×5錠〜3錠〜、と順を追って減らしていくそうです。

そういえば、前から薬局に行く度に「お前の処方にはジェネリックがある」というお知らせが出ていて、それに負けて先週からジェネリックに替えてもらいました。一応薬局での支払いは少なくなったのですが、しかし、抗がん剤の値段を考えるとやっぱり焼け石に水、な程度ですけどね。あと、包装とか薬の舌触りとかが安っぽい。

相変わらず肺のもやもや。(トーリセル 点滴20回目)

ステロイド(プレゾニドロン)の服用で咳は鎮まっています。自覚できるステロイドの副作用は出ていませんが、顔(特に鼻)が脂っぽくなったような気がします。

今日は採血、胸部X線とトーリセル点滴(20回目)でした。

採血の結果は3週間前との比較。

  • 中性脂肪 281 → 290/H、総コレステロール 212 → 264/H。これまでアフィニトール、トーリセルで中性脂肪は上がってもコレステロールの異常は出てなかったのですが、ステロイドの影響でしょうかね。
  • カルシウム 10.4 → 10.4/H
  • ヘモグロビン 11.1 → 12.6/L、赤血球 432万 → 483万
  • 白血球 4,900 → 12,000/H、血小板 20.8万 → 21.0万、CRP 0.6 → 0.0/-。白血球がえらく上がっていますが、よく分かりません。肺炎にしても、CRPは高くないですし、熱も出てない。
  • クレアチニン 1.1 → 1.2/H、尿素窒素 13 → 17、尿酸 3.7 → 3.4。クレアチニンが高値になったのは初めて。

胸部X線は、右下部分のもやっとした影が相変わらずで良くない。先週との違いは分からないが3週間前と比べると濃くなっているようにも見えるそうで。ステロイドを2週間服用していますが画像的には改善していないという事でしょうか。肺転移の増悪か、トーリセルによる間質性肺炎か?は依然としてはっきりしません。来週改めてCTを撮ってみる事になりました。間質性肺炎と判断すれば、トーリセルを一時休薬することも考えるそうです。

ステロイドプレドニゾロン 5mg×7)の処方は変わらず。

トーリセル 点滴19回目。

とりあえず、ステロイドプレドニゾロン)の内服で咳は治まっているようです。ステロイドの副作用は今のところ出ていません。

胸部X線を撮りましたが、前回(2週間前)と比べて少なくとも悪くはなっていない、という事で、トーリセル、ステロイドともに続行。

がんの悪化か間質性肺炎かはっきりしない。(トーリセル点滴 18回目)

今日は胸部CTとトーリセル点滴(18回目)。

先週のX線で肺転移の増悪、間質性肺炎の可能性があって確認のためにCTを撮ったのですが、1か月前のCTと比べて肺の右下部分にもやっとした影が出ていたり、肺転移が少し大きくなっていたり。その他の部分では肺転移の大きさはほぼ変っていない様子。何かしらおかしい、のですが、それが肺転移の増悪なのか、トーリセルによる間質性肺炎か、ははっきりせず、担当医は可能性五分五分、という言い方でした。

(昨年アフィニトールで間質性肺炎になった時には40℃近い発熱があったり、X線、血液検査でもはっきりと肺炎という診断だったのですが、今回は咳は続いていますが発熱はありません。先週の血液検査でもCRPは0.6でしたし)

昨年の肺炎の時にはアフィニトールを休薬〜結局中止してスーテントに切り替えでしたが、今回は切り替えられる抗がん剤が無いのでなかなか悩ましい話です。まぁ、トーリセルが今の所使える最後の抗がん剤ですし、いずれは効かなくなる、という覚悟は持っているのですが。
で、トーリセルの投与を続行しつつ、間質性肺炎についてはステロイド剤を服用して様子を見る事になりました(というかそういう担当医の判断ですが)。とりあえず1週間分の処方で、プレドニゾロン錠「タケダ」 5mgを1日1回朝食後に7錠。あとステロイド剤に免疫抑制があるそうで、あとトーリセルにも免疫抑制があるので、感染症の予防、という事でバクタ配合錠を1日1回朝食後に1錠。

あと、可能性はかなり低いが感染性の肺炎も一応検査しておく、という事で採血もありました。

トーリセル 点滴16, 17回目。

先週は検査なしでトーリセル点滴(16回目)のみ。
今日は採血、胸部X線があって、あとトーリセル点滴(17回目)。

採血の結果は4週間前との比較。

  • カルシウム 9.9 → 10.4 基準値をちょっと越えたがとりあえずは気にしなくてよい程度、らしい。
  • 中性脂肪 239 → 281と相変わらず高め。
  • ヘモグロビン 10.5 → 11.1、赤血球 386万 → 432万
  • 白血球 6600 → 4900、血小板 28.2万 → 20.8万、CRP 0.5 → 0.6/+-
  • 尿素窒素 12 → 13、クレアチニン 1.1 → 1.1、尿酸 3.7 → 3.7

胸部X線は、前回に比べて肺転移の影が強く見える箇所があったり、あとぼぉっとした影が広がったりしている。肺転移が増悪している、あるいはトーリセルの副作用で間質性肺炎が出ている可能性があるが、X線では詳しく分からないため、来週CTを撮ってみることになりました。

あとは、何となくだるいのと、あと咳が続いています。息を深く吸おうとすると途中で引っかかって、それで咳き込む感じです。

トーリセル 点滴15回目。

先週は祝日で病院が休みのため、トーリセルの点滴も1回休み。
で、今日は2週間ぶりのトーリセル点滴(15回目)でした。検査はなし。

腫れは治まって落ち着いています。この2週間は、何故だか咳が強めに出たり、少し胸痛があったりします。だるさは相変わらず続いています。

CTなど。(トーリセル 点滴14回目)

病院でCT、採血、採尿と診察、トーリセル点滴(14回目)でした。

CTは3か月前と比べて肺転移はどちらかと言えば縮小傾向(とはいえ、肺のそこいら中に転移が出ている事には変わりありません)、トーリセルが効いている模様、という事で投与続行。

採血の結果は4週間前との比較。

  • 中性脂肪 291 → 239。改善しているがまだ高い。
  • ヘモグロビン 11.5 → 10.5、赤血球 407万 → 386万。おそらくトーリセルの副作用で貧血気味になっていて、それが悪化しています。
  • 白血球 4600 → 6600、血小板 19.8万 → 28.2万、CRP 0.3/- → 0.5/+-
  • 尿素窒素 14 → 12、クレアチニン 1.1 → 1.1、尿酸 3.6 → 3.7

腫れは一部に残っていますが、でも収束傾向でしょうか。血痰は出ていませんが、咳はある程度出ます。あとだるさは相変わらず。

中性脂肪で出ている薬が、カプセルから錠剤に変わったそうです。で、カプセル(66.7mg)から錠剤(53.3mg)とまた中途半端な数字の薬です。