観察記のはじまり。

がんの発覚、治療開始からしばらく経っているのですが、同じ病気の他人様のブログをたまに眺めて、薬の副作用の事など参考にさせてもらっておりますので、お返しに、という訳でもないですが、自分の場合、についても書いてみる事にしました。

腎細胞がん患者としては多分かなり若い、ほぼ40歳の独り者。腎細胞がん+多発肺転移の治療中です。ざっくりとした経緯は以下の通り:

2009年10月:前月の職場健康診断で、胸部X線に「両肺に多発結節影」を指摘される。検査の結果、右腎細胞癌+多発肺転移と診断される。インターフェロンαによる免疫療法を開始。

2010年1月:貧血がひどくなり、半月ほど入院して右腎臓摘出。

2010年4月:肺転移が悪化しており、インターフェロンから分子標的治療薬(ネクサバール)に切り替え。副作用により休薬〜減薬して再開、現在に至る。